日焼け止めの選び方
SPF・PA・成分で比較する科学的な選び方ガイド

更新日: 2026年4月25日 | 読了目安: 8分

日焼け止め SPF PA 紫外線対策
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比較する3つのポイント

🧪

フィルター種類

📊

SPF/PA

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低刺激

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日焼け止めはスキンケアにおいて最も重要なアイテムの一つです。紫外線はシミ・しわ・たるみなど肌老化の主要因であり、どんなに優れたスキンケア成分を使っても紫外線対策が不十分では効果が台無しになってしまいます。しかし、SPFやPAの数値、吸収剤と散乱剤の違いなど、選ぶポイントは多岐にわたります。この記事では、科学的な根拠に基づいた日焼け止めの正しい選び方を解説します。

1. SPF・PAの意味と数値の読み方

SPF(Sun Protection Factor)

UVB(波長280〜320nm)に対する防御指標です。主にサンバーン(日焼けによる赤み)の原因となる紫外線を防ぎます。SPF30は約97%、SPF50は約98%のUVBをカットします。

SPF30とSPF50の防御率の差はわずか1%です。日常使いではSPF30で十分な防御が可能です。

PA(Protection Grade of UVA)

UVA(波長320〜400nm)に対する防御指標です。UVAは真皮まで到達し、シミ・しわ・たるみの原因になります。PA+からPA++++まで4段階で表記されます。

UVAは窓ガラスも透過するため、室内でも日焼け止めの使用が推奨されます。PA+++以上を選びましょう。
シーン 推奨SPF 推奨PA 備考
日常生活・通勤SPF15〜30PA++〜+++軽い使用感のものを選ぶと毎日続けやすい
屋外での軽い活動SPF30〜50PA+++2〜3時間ごとの塗り直しを推奨
海・山・スポーツSPF50+PA++++ウォータープルーフタイプを選択
敏感肌・子どもSPF20〜35PA++〜+++ノンケミカル処方がおすすめ

2. 紫外線吸収剤 vs 散乱剤

紫外線吸収剤(ケミカル)

紫外線を吸収し、熱エネルギーに変換して放出する化学的な防御方法です。

  • 透明感のある仕上がり、白浮きしにくい
  • 高いSPF値を実現しやすい
  • 肌質によっては刺激を感じる場合がある
  • 紫外線を受けると分解が進む

代表的な成分: メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、オクトクリレン、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

紫外線散乱剤(ノンケミカル)

紫外線を物理的に反射・散乱させて肌を守る方法です。

  • 肌への刺激が少ない
  • 敏感肌・子どもにも使いやすい
  • 白浮きしやすい製品がある
  • きしみ感が出ることがある

代表的な成分: 酸化亜鉛、酸化チタン(微粒子タイプは白浮きを軽減)

選び方のポイント: 敏感肌の方は散乱剤のみ(ノンケミカル)を選びましょう。普通肌〜脂性肌の方は、吸収剤と散乱剤を組み合わせたハイブリッドタイプも使いやすいです。最近は微粒子化技術の進歩により、散乱剤でも白浮きしにくい製品が増えています。

3. 肌タイプ別の選び方

肌タイプ おすすめタイプ テクスチャー チェックポイント
乾燥肌クリーム・乳液タイプしっとりヒアルロン酸・セラミド配合を推奨
脂性肌ジェル・ミルクタイプさっぱり皮脂吸着パウダー配合がテカリ防止に
敏感肌ノンケミカル(散乱剤のみ)低刺激アルコール・香料・パラベンフリー
混合肌軽めの乳液タイプライト部分的に量を調整して使用

重要: レチノールやAHA/BHAを使用中の方は、肌の光感受性が高まっている可能性があります。SPF30以上の日焼け止めを毎日必ず使用してください。ビタミンC美容液との併用は抗酸化効果の相乗が期待できます。

4. 塗り方と塗り直しの重要性

正しい塗り方

01

十分な量を出す

顔全体で約0.8〜1g(500円玉大)が目安。少ないと表示通りのSPF効果が得られません。

02

ムラなく広げる

額・両頬・鼻・顎の5点に置き、内側から外側へムラなく広げます。首やデコルテも忘れずに。

03

重ね塗りをする

1回塗りだけでなく、2回に分けて重ね塗りすると、塗りムラが減り防御効果が高まります。

塗り直しが大切な理由

日焼け止めは汗・皮脂・摩擦で時間とともに落ちていきます。研究では、塗布から2時間後にはSPF効果が大幅に低下するという報告もあります。2〜3時間ごとの塗り直しが推奨されており、特に屋外での活動時はこまめな塗り直しが重要です。

メイクの上からの塗り直しには、スプレータイプ、パウダータイプ、スティックタイプの日焼け止めが便利です。

6. よくある質問

Q. SPFとPAの違いは?

SPFはUVB(サンバーンの原因)、PAはUVA(シミ・しわの原因)に対する防御指標です。両方の数値が高い製品を選ぶことが大切です。

Q. 吸収剤と散乱剤、どちらが良い?

敏感肌の方は散乱剤(ノンケミカル)が安心です。普通肌の方はどちらでも問題ありません。仕上がりの好みで選びましょう。

Q. どのくらいの量を塗ればいい?

顔全体で約0.8〜1g(500円玉大)が目安です。十分な量を塗らないと表示通りの防御効果は得られません。

Q. 塗り直しの頻度は?

2〜3時間ごとが目安です。汗をかいた後やタオルで拭いた後はすぐに塗り直しましょう。メイクの上からはスプレーやパウダータイプが便利です。

Q. 敏感肌向けの日焼け止めの選び方は?

散乱剤のみ(ノンケミカル)で、アルコール・香料・パラベンフリーの製品を選びましょう。セラミドやヒアルロン酸配合のものが肌にやさしいです。

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