スキンケア成分解説

各成分の作用機序・推奨濃度・使用方法・相性の良い組み合わせを、研究データをもとに解説します。

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VITAMIN B3 水溶性

ナイアシンアミド

Niacinamide / Nicotinamide

ビタミンB3の一形態で、スキンケアにおいて最も用途の広い成分のひとつ。メラニン移送の抑制による美白効果、皮脂分泌のコントロール、コラーゲン産生促進、バリア機能強化など多面的に働く。刺激が少なく幅広い肌タイプに使いやすい。

主な効果

美白・シミ予防

メラノソームの表皮細胞への移送を阻害。メラニンの生成を抑え、シミ・くすみを防ぐ。

毛穴・皮脂コントロール

皮脂によるテカリを抑え、毛穴を目立ちにくくする。テカリが気になる脂性肌にも有効。

エイジングケア

コラーゲン・エラスチン産生をサポートし、小じわの改善、肌弾力の向上に寄与。

バリア機能強化

セラミド・脂肪酸の産生を促進。肌のバリアを強化し、水分の蒸散を防ぐ。

推奨濃度・使い方

濃度:2〜5%が標準。10%以上は赤みのリスクあり(初心者は2〜4%推奨)

タイミング:朝・夜ともに使用可。化粧水・美容液として洗顔後の清潔な肌に塗布。

効果実感:個人差がありますが、変化を感じるまでに4〜12週間程度かかる場合があります。

注意:ビタミンC(純粋)との同時使用はニコチン酸を生成する可能性があり、赤みの原因になることも。時間をずらして使用することを推奨。

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ヒアルロン酸、セラミド、レチノール(刺激を和らげる)、ペプチド

△ 注意:純粋ビタミンC(L-アスコルビン酸)との直接混合は避け、使用時間をずらす

EFFICACY RATING

美白★★★★☆
保湿★★★☆☆
エイジング★★★☆☆
刺激の低さ★★★★★

肌タイプ適合

乾燥肌 ◎
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 ○

参照論文

ナイアシンアミド関連の研究 →

詳しいガイド記事

ナイアシンアミドの効果・使い方・濃度の完全ガイド →

おすすめ商品

The Ordinary Niacinamide 10% + Zinc 1% 初心者向け

The Ordinary | 濃度10%

¥1,200〜¥1,800

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Paula's Choice 10% Niacinamide Booster 上級者向け

Paula's Choice | 濃度10%

¥5,500〜¥6,500

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FANCL モイストリファイン 化粧液 初心者向け

FANCL | 配合

¥1,500〜¥1,800

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VITAMIN A 脂溶性 要注意・初心者慎重

レチノール

Retinol / Vitamin A

エイジングケア成分の中で最も研究実績が豊富。肌内でレチノイン酸に変換され、ターンオーバーの促進・コラーゲン産生増加・乾燥小ジワを目立たなくするケアに働く。効果は高い一方で、使い始めは「レチノール反応」として乾燥・赤み・剥離が起こることがあるため、低濃度からの導入が重要。

主な効果

乾燥による小ジワを目立たなくする

線維芽細胞を刺激してコラーゲン・エラスチンの産生を促進。乾燥による小ジワを目立たなくする。

ターンオーバー促進

表皮細胞の分化・増殖を活性化し、くすみの改善・肌のキメを整える効果。

肌を清潔に保ち、肌荒れを防ぐ

肌を清潔に保ち、肌荒れを防ぐ。

肌の透明感を保つ

メラニンを含む古い角質の排出をサポートし、肌の透明感を保つ。

推奨濃度・使い方・導入ステップ

濃度:初心者は0.025〜0.1%から開始。慣れたら0.3〜0.5%へ段階的に上げる。

タイミング:必ず夜のみ使用(光に分解されるため)。日焼け止めの徹底が必須。

導入法:最初は週1〜2回。4〜6週間かけて週3〜4回、慣れたら毎日使用へ。

注意:妊娠中・授乳中は使用不可。日焼け後・傷・炎症肌は避ける。

レチノール vs レチノイン酸 vs レチナール

レチノール:市販品の主流。効果は穏やかだが刺激も比較的少ない。

レチナール(レチンアルデヒド):レチノールより作用が強いとされる誘導体。レチノールより強く、処方薬より穏やか。

レチノイン酸:最も強力だが刺激も最強。日本では医師処方が必要。

EFFICACY RATING

エイジング★★★★★
乾燥小ジワケア★★★★★
美白★★★☆☆
刺激の低さ★★☆☆☆

肌タイプ適合

乾燥肌 ○
脂性肌 ◎
混合肌 ○
敏感肌 △

詳しいガイド記事

レチノールの始め方・注意点・濃度ガイド →

おすすめ商品

The Ordinary Retinol 0.2% in Squalane 初心者向け

The Ordinary | 濃度0.2%

¥1,000〜¥1,500

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La Roche-Posay レダミック R 初心者向け

La Roche-Posay | 配合

¥4,000〜¥5,000

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エリクシール シュペリエル レチノバイタル 上級者向け

エリクシール | 純粋レチノール

¥7,000〜¥9,000

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VITAMIN C 水溶性(誘導体)

ビタミンC誘導体

Vitamin C Derivatives / Ascorbic Acid

強力な抗酸化作用と美白効果を持つビタミンC。純粋なL-アスコルビン酸は効果が高い一方で酸化しやすく刺激感もある。市場では安定性・浸透性を高めた誘導体(AA2G、APPS、アスコルビルグルコシド等)が多く使われる。

代表的な誘導体の比較

成分名 安定性 浸透性 刺激
L-アスコルビン酸(純粋VC)
AA2G(アスコルビン酸グルコシド)
APPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸)
3-O-エチルアスコルビン酸
推奨濃度・使い方

濃度:純粋VCは10〜20%が効果的(pH3以下で安定)。誘導体は成分により異なる。

タイミング:朝の使用が抗酸化保護として特に有効。日焼け止めと組み合わせると相乗効果。

注意:高濃度の純粋VCは刺激感・ヒリつきが出ることがある。誘導体は刺激が少なく初心者向け。

EFFICACY RATING

美白★★★★★
抗酸化★★★★★
エイジング★★★☆☆
刺激の低さ★★★☆☆

肌タイプ適合

乾燥肌 ○
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 △

おすすめ商品

メラノCC 薬用しみ集中対策美容液 初心者向け

メラノCC | ビタミンC誘導体

¥1,000〜¥1,200

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Obagi C25 セラム NEO 上級者向け

Obagi | 濃度25%

¥10,000〜¥12,000

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The Ordinary Ascorbic Acid 8% + Alpha Arbutin 2% 初心者向け

The Ordinary | 濃度8%

¥1,500〜¥2,000

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HYDRATOR 水溶性

ヒアルロン酸

Hyaluronic Acid / Sodium Hyaluronate

成分単体として自重の約1000倍の水分保持能力を持つとされる(製品中の効果は処方により異なります)保湿成分。分子量によって肌表面での保湿(高分子)と、肌内部への浸透(低分子・超低分子)で役割が異なる。刺激がほぼなく全肌タイプ・全年齢に使いやすい。

分子量による効果の違い

高分子 HA

表面保湿

肌表面に膜を形成し、水分蒸散を防ぐ。即効性の潤い感。

低分子 HA

角質層への浸透性に優れる

肌の奥(※角質層まで)までうるおいを届ける。

超低分子 HA

深部保湿

さらに深く浸透。弾力・ハリの改善にもアプローチ。

EFFICACY RATING

保湿★★★★★
刺激の低さ★★★★★
エイジング★★☆☆☆

肌タイプ適合

乾燥肌 ◎
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

おすすめ商品

肌ラボ 極潤ヒアルロン液 初心者向け

肌ラボ | 配合

¥700〜¥1,000

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The Ordinary Hyaluronic Acid 2% + B5 初心者向け

The Ordinary | 濃度2%

¥1,000〜¥1,500

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BARRIER 脂質

セラミド

Ceramide / Pseudo-Ceramide

皮膚のバリア機能を構成する脂質成分。角質層の細胞間脂質の約40〜50%を占め、水分保持と外部刺激からの保護に欠かせない。アトピー性皮膚炎・敏感肌・乾燥肌では特に低下しているため、補充が有効。複数のセラミド(1・2・3・6-II等)を含む製品が効果的。

EFFICACY RATING

バリア強化★★★★★
保湿★★★★☆
刺激の低さ★★★★★

詳しいガイド記事

セラミドの効果・種類・選び方の完全ガイド →

おすすめ商品

CeraVe モイスチャライジングクリーム 初心者向け

CeraVe | セラミド3種

¥1,500〜¥2,500

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キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム 初心者向け

キュレル | 擬似セラミド

¥2,000〜¥2,800

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EXFOLIANT 要注意・週1〜2回から

AHA / BHA(酸系成分)

Alpha/Beta Hydroxy Acid — グリコール酸 / サリチル酸

角質を化学的に溶かして除去する「ケミカルエクスフォリエーション」成分。AHA(グリコール酸・乳酸等)は肌表面の古い角質を除去しくすみを改善。BHA(サリチル酸)は脂溶性で毛穴の奥まで浸透し、詰まりを解消。どちらも使いすぎると過剥離・刺激につながる。

AHA(水溶性)

グリコール酸・乳酸・マンデル酸など。くすみ・ザラつき・シミくすみケアに役立つ成分。乾燥肌・くすみ肌に特に◎

BHA(脂溶性)

サリチル酸が代表。毛穴の皮脂詰まりを溶かし、ニキビ・黒ずみに有効。脂性肌・混合肌に特に◎

EFFICACY RATING

角質ケア★★★★★
毛穴ケア★★★★☆
刺激の低さ★★☆☆☆

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The Ordinary AHA 30% + BHA 2% Peeling Solution 上級者向け

The Ordinary | AHA30%+BHA2%

¥1,200〜¥1,800

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COSRX BHAブラックヘッドパワーリキッド 初心者向け

COSRX | BHA4%

¥1,800〜¥2,500

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VITAMIN A ACID 脂溶性 医師処方

トレチノイン

Tretinoin / All-trans Retinoic Acid

レチノイン酸とも呼ばれ、レチノールの活性型。皮膚科で処方される医薬品成分で、レチノールよりはるかに強い作用を持つ活性型。ターンオーバーの正常化・コラーゲン産生促進・色素沈着改善に極めて高い効果を発揮。ただし刺激が非常に強く、必ず医師の指導のもとで使用する必要がある。

主な効果

シワ・たるみの改善

強力なコラーゲン産生促進。光老化によるシワを有意に改善する最も研究実績のある成分。

ターンオーバー促進

表皮細胞の分化を強力に促進。古い角質を除去し、肌のキメ・トーンを改善。

ニキビへのアプローチ

毛穴の角化を整え、コメドン形成を抑える研究報告。重度ニキビへの医療的アプローチで用いられることがある(医師処方)。

シミ・くすみケア

メラニンの排出を促進し、肝斑・炎症後色素沈着に有効。

推奨濃度・使い方

濃度:0.025〜0.1%(医師処方)。初回は0.025%から

タイミング:夜のみ使用。日焼け止め必須。妊娠中使用不可

導入法:導入は週2回から開始し、4〜6週かけて毎日へ

注意:レチノール反応(赤み・乾燥・皮剥け)は1〜3ヶ月で軽減

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ナイアシンアミド(刺激緩和)、ヒアルロン酸(保湿補助)

△ 注意:AHA/BHA・ビタミンC・ベンゾイルペロキシドとの併用は刺激過多のリスク

EFFICACY RATING

エイジング★★★★★
乾燥小ジワケア★★★★★
美白★★★★☆
刺激の低さ★☆☆☆☆

肌タイプ適合

乾燥肌 △
脂性肌 ◎
混合肌 ○
敏感肌 ✕

おすすめ商品

※トレチノインは医師の処方が必要です。使用については皮膚科医にご相談ください。


DICARBOXYLIC ACID 脂溶性

アゼライン酸

Azelaic Acid

穀物由来のジカルボン酸で、ニキビ・酒さ・色素沈着に幅広く効果を発揮する多機能成分。チロシナーゼ阻害によるメラニン抑制、抗菌作用、角化正常化、抗炎症作用を併せ持つ。レチノールが使えない敏感肌の代替として注目されている。

主な効果

ニキビケア

アクネ菌への抗菌作用と角化正常化により、炎症性・非炎症性ニキビの両方に有効。

美白・色素沈着改善

チロシナーゼを阻害しメラニン生成を抑制。肝斑・炎症後色素沈着に効果的。

赤みが気になる肌へのアプローチ

赤みが気になる肌をケアする。

毛穴の引き締め

角質の過剰蓄積を防ぎ、毛穴の詰まりを解消。キメを整える。

推奨濃度・使い方

濃度:10〜20%が一般的(処方薬は15〜20%)

タイミング:朝・夜ともに使用可。日焼け止めとの併用推奨

効果実感:4〜12週間。初期は軽度のヒリつきあり

剤形:ジェルまたはクリーム処方が安定性高い

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ナイアシンアミド(相乗効果)、レチノール(交互使用で効果UP)

○ 併用可:ビタミンC、ヒアルロン酸、AHA/BHA(低濃度なら可)

EFFICACY RATING

ニキビケア★★★★☆
美白★★★★☆
抗炎症★★★★☆
刺激の低さ★★★★☆

肌タイプ適合

乾燥肌 ○
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

おすすめ商品

The Ordinary Azelaic Acid Suspension 10% 初心者向け

The Ordinary | 濃度10%

¥1,200〜¥1,800

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Paula's Choice 10% Azelaic Acid Booster 上級者向け

Paula's Choice | 濃度10%

¥4,500〜¥5,500

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DIPEPTIDE 水溶性

グリシルグリシン

Glycylglycine

2つのグリシンが結合したジペプチド。不飽和脂肪酸による毛穴の開きのメカニズムに着目した成分で、イオンチャネルの活性化を抑制することで毛穴の漏斗部の形状を整える。資生堂が発見した日本発の毛穴ケア成分。

主な効果

毛穴の引き締め

毛穴周囲の角化を整える。すり鉢状毛穴のケアに特化した成分。

皮脂コントロール

過剰な皮脂分泌を穏やかに制御。テカリの軽減に寄与。

キメの改善

角層の配列を整え、肌表面のキメを均一に。光の反射を改善し透明感UP。

肌荒れ予防

角層のバリア機能をサポートし、外部刺激による肌荒れを予防。

推奨濃度・使い方

濃度:3〜5%が一般的

タイミング:朝・夜使用可。化粧水やエッセンスとして

効果実感:4〜8週間

ヒント:他の毛穴ケア成分(ナイアシンアミド等)と組み合わせると効果UP

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ナイアシンアミド(毛穴への相乗効果)、ヒアルロン酸

○ 併用可:ほぼすべての成分と併用可能。刺激がほぼない

EFFICACY RATING

毛穴ケア★★★★☆
皮脂抑制★★★☆☆
安全性★★★★★
刺激の低さ★★★★★

肌タイプ適合

乾燥肌 ○
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

おすすめ商品

タカミスキンピール 初心者向け

タカミ | 配合

¥4,500〜¥5,000

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資生堂 HAKU メラノフォーカス 初心者向け

資生堂 | 配合

¥9,000〜¥11,000

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VITAMIN E 脂溶性

トコフェロール / ビタミンE

Tocopherol / Vitamin E

代表的な脂溶性抗酸化ビタミン。細胞膜のリン脂質を活性酸素から保護し、光老化を防ぐ。ビタミンCとの組み合わせで抗酸化効果が飛躍的に向上する。保湿効果も持ち、乾燥・エイジングケアの基本成分として幅広い製品に配合される。

主な効果

抗酸化作用

フリーラジカルを中和し、紫外線による酸化ダメージから肌細胞を保護。光老化の予防に重要。

バリア機能強化

細胞膜の安定性を高め、水分蒸散を防ぐ。乾燥肌の改善に有効。

抗炎症作用

炎症性サイトカインの産生を抑制。日焼け後のケアや肌荒れ緩和に効果的。

シミ予防

メラニン生成に関わる酸化反応を抑制。ビタミンCとの併用で美白効果を増強。

推奨濃度・使い方

濃度:0.5〜2%が一般的。油性の美容液・クリームに配合

タイミング:朝・夜使用可。特に朝の紫外線防御として有効

組み合わせ:ビタミンC・フェルラ酸との3成分組み合わせが最も効果的

保存:酸化しやすいため遮光・密封保存を推奨

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ビタミンC(抗酸化相乗効果)、フェルラ酸(CE Ferulic処方)

◎ 相性良:レチノール(酸化防止サポート)、セラミド

EFFICACY RATING

抗酸化★★★★★
保湿★★★☆☆
エイジング★★★☆☆
刺激の低さ★★★★★

肌タイプ適合

乾燥肌 ◎
脂性肌 ○
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

おすすめ商品

SkinCeuticals CE Ferulic 上級者向け

SkinCeuticals | VitC15%+VitE1%

¥16,000〜¥18,000

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The Ordinary Vitamin E + Resveratrol 初心者向け

The Ordinary | 配合

¥800〜¥1,200

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HYDROQUINONE DERIVATIVE 水溶性

アルブチン

Arbutin / α-Arbutin

ハイドロキノンの配糖体で、チロシナーゼ活性を阻害してメラニン生成を抑制する美白成分。ハイドロキノンより安全性が高く、日本では医薬部外品の有効成分として承認されている。α-アルブチンはβ-アルブチンより高い活性を持つとされる。

主な効果

メラニン生成抑制

チロシナーゼに直接結合し、メラニン合成の律速段階を阻害。予防的美白に優れる。

シミ・そばかすの改善

メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ。

くすみ改善

肌全体のトーンを均一化。透明感のある肌へ導く。

炎症後色素沈着のケア

ニキビ跡や傷跡の色素沈着を改善。低刺激のため炎症後にも使いやすい。

推奨濃度・使い方

濃度:α-アルブチン2%・β-アルブチン7%が推奨

タイミング:朝・夜使用可。日焼け止めとの併用が必須

効果実感:4〜8週間

ヒント:ビタミンCとの併用で効果増強

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ビタミンC(美白相乗効果)、ナイアシンアミド

○ 併用可:レチノール、AHA(美白+ターンオーバー促進)

EFFICACY RATING

美白★★★★☆
シミ対策★★★★☆
安全性★★★★★
刺激の低さ★★★★★

肌タイプ適合

乾燥肌 ◎
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

おすすめ商品

The Ordinary Alpha Arbutin 2% + HA 初心者向け

The Ordinary | 濃度2%

¥1,200〜¥1,800

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HAKU メラノフォーカスZ 上級者向け

HAKU | 4MSK+配合

¥9,000〜¥11,000

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MELANIN INHIBITOR 水溶性

コウジ酸

Kojic Acid

麹菌(Aspergillus oryzae)の発酵過程で生成される天然由来の美白成分。チロシナーゼの銅イオンをキレートすることでメラニン生成を阻害する。日本で発見された成分で、医薬部外品の有効成分として認められている。安定性にやや難があるが、ジパルミチン酸コウジ酸など安定化された誘導体も開発されている。

主な効果

メラニン生成阻害

チロシナーゼの活性中心の銅をキレートし、メラニン合成を直接阻害。

シミが気になる肌のケア

シミが気になる肌をケアする。

くすみ改善

肌全体のメラニン量を低下させ、明るい肌トーンへ。

抗菌作用

穏やかな抗菌効果を持ち、ニキビ肌にも有用。

推奨濃度・使い方

濃度:1〜4%が一般的

タイミング:朝・夜使用可。美容液・クリームとして

保存:光や空気で酸化しやすいため密封保存必須

注意:ハイドロキノンより穏やかだが、まれに接触性皮膚炎あり

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:アルブチン(美白相乗効果)、ビタミンC

◎ 相性良:グリコール酸(ターンオーバー促進+美白)

△ 注意:酸化しやすいためpHの高い製品との混合は避ける

EFFICACY RATING

美白★★★★☆
シミ対策★★★★☆
安定性★★☆☆☆
刺激の低さ★★★★☆

肌タイプ適合

乾燥肌 ○
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 △

おすすめ商品

コーセー コスメデコルテ ホワイトロジスト 上級者向け

コスメデコルテ | コウジ酸配合

¥15,000〜¥17,000

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三省製薬 デルメッド ホワイトニング 初心者向け

デルメッド | コウジ酸配合

¥4,000〜¥6,000

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VITAMIN A DERIVATIVE 脂溶性 初心者向け

プロレチノール

Pro-Retinol / Retinyl Palmitate

レチノールのエステル型誘導体(パルミチン酸レチニル等)。肌内でレチノール→レチノイン酸へと2段階で変換されるため、効果はレチノールより穏やかだが刺激も大幅に少ない。レチノール初心者や敏感肌がエイジングケアを始めるのに最適な入門成分。

主な効果

穏やかなエイジングケア

コラーゲン産生を緩やかに促進。長期使用で小じわの改善が期待できる。

ターンオーバーのサポート

穏やかにターンオーバーを促進。くすみの改善・キメの向上に。

バリア機能強化

表皮の分化を正常化し、肌のバリア機能をサポート。

保湿効果

エステル型のため脂質になじみやすく、保湿効果も併せ持つ。

推奨濃度・使い方

濃度:0.05〜0.5%が一般的

タイミング:夜の使用が推奨だが、安定性が高いため朝使用も可

導入法:レチノール反応は起こりにくいが念のため週3回から開始

注意:日焼け止めの併用推奨

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ヒアルロン酸、セラミド、ナイアシンアミド

○ 併用可:ビタミンC(時間をずらす)、ペプチド

EFFICACY RATING

エイジング★★★☆☆
乾燥小ジワケア★★☆☆☆
安全性★★★★★
刺激の低さ★★★★★

肌タイプ適合

乾燥肌 ◎
脂性肌 ○
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

おすすめ商品

La Roche-Posay レダミック R エッセンス 初心者向け

La Roche-Posay | プロレチノール配合

¥4,000〜¥5,000

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ロレアル パリ リバイタリフト 初心者向け

ロレアル | プロレチノール配合

¥2,500〜¥3,500

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BIOACTIVE PEPTIDE 水溶性

ペプチド類

Peptides (Matrixyl, Argireline, Copper Peptides)

アミノ酸が2〜50個程度結合した短鎖タンパク質。コラーゲン・エラスチンの産生を促すシグナルペプチド、筋肉の収縮を緩和する神経伝達ペプチド、銅と結合して肌の修復をサポートする銅ペプチドなど多様な種類がある。レチノールが使えない人のエイジングケア代替としても注目。

主な効果

コラーゲン産生促進

マトリキシル等のシグナルペプチドが線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンI・III型の合成を促進。

シワの軽減

アルジレリン等が表情筋の微小収縮を緩和し、表情ジワの改善に寄与。

肌の修復サポート

銅ペプチド(GHK-Cu)が組織修復を促進。肌のターンオーバーと再生をサポート。

バリア機能強化

パルミトイルペプチドが角層の構造を整え、バリア機能を強化。

推奨濃度・使い方

濃度:成分により濃度は異なる。製品の推奨量を遵守

タイミング:朝・夜使用可。美容液として洗顔後に

注意:レチノールとの併用は問題ないが、直接混合は避ける

効果実感:8〜12週間と比較的時間がかかる

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ヒアルロン酸、ナイアシンアミド、セラミド

△ 注意:AHA/BHAとの同時使用は分解リスクあり(時間をずらす)

△ 注意:ビタミンC(低pH)との直接混合はペプチド結合を不安定にする可能性

EFFICACY RATING

エイジング★★★★☆
乾燥小ジワケア★★★★☆
修復力★★★★☆
刺激の低さ★★★★★

肌タイプ適合

乾燥肌 ◎
脂性肌 ○
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

おすすめ商品

The Ordinary Matrixyl 10% + HA 初心者向け

The Ordinary | マトリキシル10%

¥1,500〜¥2,000

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The Ordinary Argireline Solution 10% 初心者向け

The Ordinary | アルジレリン10%

¥1,200〜¥1,800

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NIOD Copper Amino Isolate Serum 上級者向け

NIOD | 銅ペプチド1%

¥5,000〜¥7,000

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EMOLLIENT 脂溶性

スクワラン

Squalane

人の皮脂にも含まれるスクワレンを水素添加して安定化させたオイル。肌なじみが非常に良く、べたつきが少ないのが特徴。優れたエモリエント効果で水分蒸散を防ぎ、肌を柔軟に保つ。サトウキビ由来(植物性)とサメ肝油由来(動物性)がある。

主な効果

保湿・エモリエント

肌表面に薄い膜を形成し、水分蒸散を防止。べたつかない使用感。

バリア機能サポート

皮脂膜を補強し、外部刺激からの保護を強化。

他成分の浸透促進

油溶性成分のキャリアオイルとして、レチノール等の浸透を助ける。

肌の柔軟化

角層を柔らかくし、ゴワつき・カサつきを改善。

推奨濃度・使い方

使い方:数滴を手のひらで温めてから塗布

タイミング:朝・夜使用可。スキンケアの最後のステップとして

ヒント:化粧水や美容液に1〜2滴混ぜて使用も可

保存:酸化安定性が高く長期保存が可能

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:レチノール(浸透促進+刺激緩和)、ビタミンC

◎ 相性良:ヒアルロン酸(水分を封じ込める)、セラミド

EFFICACY RATING

保湿★★★★☆
バリア強化★★★★☆
浸透補助★★★★☆
刺激の低さ★★★★★

肌タイプ適合

乾燥肌 ◎
脂性肌 ○
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

おすすめ商品

The Ordinary 100% Plant-Derived Squalane 初心者向け

The Ordinary | 濃度100%

¥900〜¥1,200

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HABA スクワラン 初心者向け

HABA | 濃度99.9%

¥1,500〜¥3,500

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VITAMIN B5 水溶性 鎮静成分

パンテノール

Panthenol / D-Panthenol / Provitamin B5

ビタミンB5(パントテン酸)のプロビタミン体。肌に塗布するとパントテン酸に変換され、細胞のエネルギー代謝(CoAの構成要素)を活性化する。優れた保湿・鎮静・肌荒れケア効果を持ち、敏感肌向け製品の基幹成分として広く使用される。医薬品(デクスパンテノール)としても利用される。

主な効果

肌荒れを防ぎ、すこやかな肌を保つ

肌荒れを防ぎ、すこやかな肌を保つ。

鎮静・抗炎症

炎症性サイトカインを抑制。日焼け後・レーザー施術後の赤みを緩和。

深層保湿

角層に浸透し、内側から水分を保持。持続的な保湿効果。

バリア機能修復

脂質合成を促進し、ダメージを受けたバリア機能の回復を加速。

推奨濃度・使い方

濃度:1〜5%が一般的。医薬品では5%以上

タイミング:朝・夜使用可。全てのスキンケアステップと併用可

推奨:レーザー施術後・日焼け後のケアに特に推奨

特徴:ほぼすべての成分と併用可能で組み合わせの制限なし

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ヒアルロン酸、セラミド、ナイアシンアミド

◎ 相性良:レチノール使用後の鎮静に最適

◎ すべての成分と基本的に併用可能

EFFICACY RATING

鎮静★★★★★
保湿★★★★☆
修復力★★★★★
刺激の低さ★★★★★

肌タイプ適合

乾燥肌 ◎
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

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MINERAL 抗炎症

亜鉛

Zinc (Zinc PCA / Zinc Oxide / Zinc Gluconate)

必須ミネラルのひとつで、皮膚科領域では皮脂コントロール・抗炎症・抗菌作用が注目される。Zinc PCA(ピロリドンカルボン酸亜鉛)は皮脂分泌を抑制し、酸化亜鉛は日焼け止めの紫外線散乱剤としても使用される。ニキビ肌の内服・外用両方で効果が確認されている成分。

主な効果

皮脂コントロール

5α-リダクターゼを阻害し、DHT産生を抑制。皮脂の過剰分泌を制御。

抗炎症作用

炎症性サイトカイン(IL-1、TNF-α)を抑制。ニキビの炎症を軽減。

抗菌作用

アクネ菌の増殖を抑制。ニキビの悪化を防ぐ。

肌の修復サポート

亜鉛依存酵素が組織修復に関与。ニキビ跡の治癒を促進。

推奨濃度・使い方

外用:Zinc PCA 0.5〜2%が一般的

タイミング:朝・夜使用可。特にテカリが気になる朝の使用に適する

組み合わせ:ナイアシンアミドとの併用が特に効果的

内服:グルコン酸亜鉛として15〜30mg/日(医師に相談)

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ナイアシンアミド(The Ordinary Niacinamide+Zinc処方)

◎ 相性良:サリチル酸(ニキビケアの相乗効果)

○ 併用可:ほぼすべての成分と問題なし

EFFICACY RATING

皮脂抑制★★★★☆
ニキビケア★★★★☆
抗炎症★★★★☆
刺激の低さ★★★★★

肌タイプ適合

乾燥肌 ○
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 ◎

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AHA 水溶性 要注意

グリコール酸

Glycolic Acid

AHA(α-ヒドロキシ酸)の中で最も分子量が小さく(76.05 Da)、浸透力が最も高い角質剥離成分。サトウキビ由来。pH依存性が高く、pH3.5以下で最も効果を発揮する。角質の細胞間結合(デスモソーム)を溶解し、古い角質を除去。高濃度ではケミカルピーリング剤として皮膚科で使用される。

主な効果

角質除去・ターンオーバー促進

細胞間のデスモソーム結合を溶解し、古い角質を化学的に除去。14日周期のターンオーバーを正常化。

くすみ・色素沈着改善

メラニンを含む古い角質を除去し、肌を明るくする。ケミカルピーリングでは肝斑にも有効。

コラーゲン産生促進

グリコサミノグリカンとコラーゲン合成を刺激。長期使用で乾燥小ジワを目立たなくする。

毛穴ケア

毛穴周囲の角質蓄積を除去し、毛穴を目立たなくする。

推奨濃度・使い方

濃度:家庭用:5〜10%(pH3.5〜4.0)。クリニック:20〜70%

タイミング:夜のみ使用推奨。日焼け止め必須

導入法:週1〜2回から開始し、肌の耐性を見ながら頻度を上げる

初心者:5%以下の洗い流すタイプから

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ヒアルロン酸(使用後の保湿に)、ナイアシンアミド

△ 注意:レチノールとの同日使用は避ける(刺激過多)

✕ 避ける:ビタミンC(低pH同士で刺激増大)、他の酸との併用

EFFICACY RATING

角質ケア★★★★★
美白★★★★☆
エイジング★★★☆☆
刺激の低さ★★☆☆☆

肌タイプ適合

乾燥肌 △
脂性肌 ◎
混合肌 ○
敏感肌 ✕

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BHA 脂溶性 要注意

サリチル酸

Salicylic Acid / Beta Hydroxy Acid

唯一の脂溶性ヒドロキシ酸(BHA)。皮脂に溶け込んで毛穴の奥まで浸透し、内部の皮脂詰まりや角栓を溶解する。抗炎症作用(アスピリンの前駆体)も持ち、ニキビ・毛穴ケアにおいて最も効果的な成分のひとつ。日本では化粧品への配合上限が0.2%(洗い流し製品は2%)と規制されている。

主な効果

毛穴の深部洗浄

脂溶性のため毛穴内部の皮脂に溶け込み、角栓・コメドンを溶解。黒ずみ・白ニキビに有効。

抗炎症作用

アセチルサリチル酸(アスピリン)と類似の抗炎症効果。ニキビの赤み・腫れを軽減。

皮脂コントロール

毛穴内の皮脂を除去し、過剰分泌をコントロール。テカリ改善。

角質軟化

角質を柔軟にし、イングロウンヘア(埋没毛)の予防にも有効。

推奨濃度・使い方

濃度:0.5〜2%が一般的(日本の化粧品は0.2%上限)

タイミング:夜の使用推奨。日焼け止め必須

導入法:週2〜3回から開始。毎日使用は肌の状態を見て判断

洗顔料:洗い流すタイプ(洗顔料)は2%まで使用可能

相性の良い成分・避けるべき組み合わせ

◎ 相性良:ナイアシンアミド(ニキビケアの相乗効果)

△ 注意:AHA・レチノール・ビタミンCとの同時使用は過剰刺激のリスク

◎ 相性良:亜鉛(皮脂コントロール強化)

EFFICACY RATING

毛穴ケア★★★★★
ニキビケア★★★★★
皮脂抑制★★★★☆
刺激の低さ★★★☆☆

肌タイプ適合

乾燥肌 △
脂性肌 ◎
混合肌 ◎
敏感肌 △

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